老眼回復トレーニング

40代に入るとほとんどの人に視力の衰えがみられます。近年ではパソコンの画面をずっと見つめるような仕事が増加していることもあり、視力の衰えを訴える人が増加しているということです。筆者も例外ではなく、最近は新聞や本の活字などがちょっとぼやけて見えるようになってきました。

しかし老眼は老化現象の一つですので、訓練によってある程度は視力を回復できたり、症状が進行するのを遅らせることはできるようです。要は衰えた毛用体筋(眼球)を鍛えることが大事です。


老眼予防のための気軽にできる調節訓練

  1. 目の前15センチの位置に、人差し指かボールペンなどを立ててその先端を見る。ピンボケでも構いません。
  2. できるだけ遠くのもの(5メートル以上、遠ければ遠いほどよい)を見る。この時、目と目の間とペン先と遠くの目標が一直線に並ぶようにする。
  3. 1と2を繰り返す(約1秒間隔、20往復。計約40秒)。
※このトレーニングを1日4回以上やる。
※近視や乱視、遠視で眼鏡やコンタクトレンズを使用している人は、使用したままでトレーニングする。

福与貴秀 著「老眼―治らないとあきらめていませんか?」より抜粋